グローバル・ワークスペース理論(Global Workspace Theory, GWT)
グローバル・ワークスペースとは、さまざまな無意識処理からのぼってくる情報をフレキシブルに保持・処理する神経機構である。無意識処理は、感覚入力・運動出力を担う周辺的な並列的処理に対応し、それらの一部は大脳皮質内にまで及ぶこともある。そこから上がってくる情報の一部は、注意によって選択および増幅されると、グローバル・ワークスペースに入り、他のシステムが自由にアクセスすることができる状態になる。グローバル・ワークスペース内の情報は、長期記憶・運動計画・抽象的な思考などさまざまな認知機能に利用可能であるため、意識にのぼっている情報処理は無意識の情報処理に比べて圧倒的に有用なのだと考えられる。
from 脳科学辞典
A Cognitive Theory of Consciousness | New York: Cambridge University Press (1988)
前頭前皮質(prefrontal cortex; PFC)
参考
「意識」の機能を持った汎用AIの実現(3):グローバル・ワークスペース理論~脳のモジュール間の情報を橋渡しする | ARAYA